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愛犬との別れ

2025.03.27

 早いもので、前回の掲載から1年が経ちました。

 前回は「愛犬との暮らしが、一日でも長く続くよう気を配っていきたい。」と書か

せていただきましたが、その願いも虚しく、昨年9月と11月にそれぞれ旅立って

しまいました。

 

 2匹は兄妹で、ともに14歳でした。

 妹は腎臓を患い、皮下点滴治療で毎日通院していましたが、ある日突然腎機能

の数値が上昇し9月に旅立ち、兄はお尻に大きな腫瘍が見つかりましたが、一時は

獣医もびっくりするくらい小さくなり希望を持っていた矢先、妹の突然の旅立ちを

察したかのように徐々に元気がなくなり、やがて後を追うように静かに旅立ってし

まいました。

 

 4か月を経過した今でも、帰宅を待っていたかのように飛びついてきてくれたこと、

録画した連ドラを鑑賞しているときに感じていた膝の重さが思い出され、言いようの

ない寂しさを感じています。

 

 20年に及ぶ都合4匹の愛犬との生活が、一転して夫婦二人だけの生活となり戸惑い

を感じる一方、思い返してみると、その20年間、夫婦で泊りの旅行をしたことがなく、

必ずどちらかが(主に私のほうですが)留守番役になっていました。

 海外旅行とまではいかなくても、お互いが元気なうちに彼方此方巡ってみたいと想って

いるのですが・・・・・

 

 妻はというと、愛犬のいない生活に耐えきれなくなってきたようで、時々、子犬の話を

振ってくるようになりました。

 

 新しい家族を迎えることと旅行とどちらが先に実現することか・・・・・・